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タイトル名 |
7月4日に生まれて |
レビュワー |
おはようジングルさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-02-06 18:47:47 |
変更日時 |
2004-02-06 18:49:18 |
レビュー内容 |
ベトナム戦争の帰還兵の心の苦しみや葛藤を生々しく描いた作品です。 強気に愛国心を自負する主人公のロンは意気揚々と志願兵として戦争に参加しますが、戦場はそんな甘っちょろいものでは無かった。自ら大怪我を負って帰国しますが、身体障害者となった彼を見る世間の目・・・、反戦運動が各地で起こり、“無意味な闘い”という事実が身にしみて分かってきた時、彼は明らかに後悔し始めます。ロンの転落の人生を見ていて思ったのは、頭の中で考えている事と現実とでは大きな違いが有り、一度失敗しないと分からないのが人間なのかなと痛感した。 ロンはメキシコで知り合った友人(チャーリー)の助言もあって、正直な自分の気持ちを解き放ちます。帰国後、率先してデモに参加して反戦を訴えかけるようになり、ロンは人生の新たな一歩を踏み出すことになります。この作品は、本当の愛国心とはどういうものかということを強くメッセージとして伝えています。 ただ、一つ気になったのは、この作品中では“卑猥な発言や表現”が随所にでます。それが必要以上に多くて諄いんですよね。“包み隠さず”というのは分かるのですが、やりすぎて下品なイメージが先にたっているのが残念です。 あと、作品とは関係ないのですが、何故トム・クルーズはオスカーを獲れないのでしょう。海外の有望な作品のリメイク権をとって自分で主演したり、アカデミー賞好みな作品に多数主演してみたりと、かなり努力をしているように思えるのですが・・・。確かに演技は上手いとは言えないが、「ラスト・サムライ」ではノミネートすらせれませんもんね。なんか可愛そうになってきました。 |
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