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タイトル名 |
エイリアン2/完全版 |
レビュワー |
おはようジングルさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-03-10 10:34:33 |
変更日時 |
2005-03-10 10:37:51 |
レビュー内容 |
制作費1800万ドルというのが凄い。当時としてはソコソコな値段なのかも知れませんが、それにしても作品のクオリティーを考えた場合驚異である。海兵隊用APC(輸送車)は実物を作っているし、パワーローダーも原寸の物を数人で実際に動かしている。エイリアン・クイーンも実物大。エイリアン・ウォリアーも多数出てくるのでスーツが何着も必要。ミニチュアもナルキッソス(前回の脱出機)を始め、スラコ号、ドロシップ、開拓者居住区など多数。シーンが目まぐるしく変わるのでセットも多いと思う。どうやって資金を節約したのか不思議である。 この作品はほとんどCGを使っていない。いわば手作りの映画である。もちろん宇宙船のシーンや惑星脱出のシーンは当時ならではの違和感が醸し出されているものの(やはりこういうシーンはCGの方が良いね)、エイリアン・ウォリアーがワサワサ出てくるシーンや、クイーンとの戦闘シーンなどはCGよりも数段リアリティーが有る。昨今の映画はCGばかりに頼っているものが多いが、特殊効果とは“セット”“ミニチュア”“アニマトロニクス”“クリーチャー”“CG”が上手く融合しないとレベルの高いものは見いだせないと感じます。 今回のバージョンでは、ニュートの父親がフェイスハガーに寄生されるシーン・娘が66歳で無くなったエピソード・開拓者居住区のシーンなどが追加されていた。無駄なシーンは追加されていないし、この完全版は有意義なものだと思います。キャメロン自身も完全版を薦めている。 |
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