みんなのシネマレビュー
男はつらいよ - 正義と微笑さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 男はつらいよ
レビュワー 正義と微笑さん
点数 10点
投稿日時 2008-10-04 19:03:50
変更日時 2008-10-04 19:09:32
レビュー内容
まだ中学生の頃、私は遠い異国の日本人学校に通っていました。日本の友達と別れ、学校にもまだなじめず、映画を観に行っても字幕もないので良く分かりません。

そこには現地の日本人の集まりみたいなものがあって、定例行事として日本映画の日に「男はつらいよ」シリーズを上映していたのです。皆さんは想像できるでしょうか?遠い異国の地で鑑賞するこのシリーズが、どんな想いを異国の日本人に届けてくれたかを。故郷を離れ、みそ汁が懐かしい人々が一同に集まってこの映画を観るのです。どんな映画だろうと、日本語の映画というだけで十分満足なのに・・。私は、「観客が完全に一体となって一つのものに共感する」、という映画鑑賞の最も素晴らしい特質の頂点を、中学生にして味わったというと大げさでしょうか?隣に座っている親父はいつの間に涙でぐちゃぐちゃです。「泣きながら笑う」という新たな、心地よい感情は、この時身に付いたのかな、と思います。また、日本人としてのアイデンディティが、暖かくポジティブなものとしてDNAに植え付けられました。大げさですが。

私にとって、今でも日本人とは、とらやに住んでいる暖かい人々であり、ヒーローとは寅さんであり、美人とは、倍賞智恵子を指します。映画のレビューは思い出と深く結びついているものだから、古い映画程点数が高くなりますよね。当時の私は、この映画とこのシリーズを世界一愛していた観客たと断言できます。数十年後、このシリーズを貫徹で鑑賞したので、今の私としてこのシリーズに冷静に点数を付けたいと思います。あの頃の私に戻って採点したら採点不能となると思うので。
正義と微笑 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2019-11-03イエスタデイ(2019)107.06点
2013-02-17ダイ・ハード/ラスト・デイ44.82点
2012-08-28桐島、部活やめるってよ87.19点
2011-02-27エスター96.89点
2011-01-30オーケストラ!96.56点
2010-07-11告白(2010)107.03点
2009-11-03ミルク(アメリカ映画)76.21点
2009-08-07ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破107.05点
2009-06-07ターミネーター476.29点
2008-10-04男はつらいよ107.98点
男はつらいよのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS