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タイトル名 |
ガタカ |
レビュワー |
恭人さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-11-21 06:13:31 |
変更日時 |
2003-11-23 04:33:41 |
レビュー内容 |
A・ニコルは「虚構と現実の狭間」にとりつかれている作家である。その果てにかいま見える「自己」。D・クローネンバーグと同じような題材を扱いつつも、比較的観客を突き放さない現実的なフィールドで上手くさばいていくことができる作家。観客を喜ばす意味では利点であるが、その結果あまりに無難に、しかも結末が甘くなりすぎているのも事実。もう一段深く監督自身が自己探求した上で、次回作に臨んでほしい。真の傑作誕生の日は近いはずだ。 |
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