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タイトル名 |
サマータイムマシン・ブルース |
レビュワー |
あにやん🌈さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-09-05 00:20:25 |
変更日時 |
2006-09-05 00:20:25 |
レビュー内容 |
んー。作品そのものの閉じ加減はスケールなくても別に全然構わないんですけど、内輪受け的な、判る人には判る「踊る」&本広ネタ、なんてのをこれ見よがしに仕込んであると、ああ、またか、って感じになってしまいますねぇ。リンクしてて面白いでしょ?みたいなのは、正直ウザいです。で、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を筆頭とするタイムトラベルものから生まれる疑問点を盛り込みつつ、結局はこれも『細かいコトは気にするな』というところに落ち着いてしまっているので、パラドックスはほっぽり放し。タイムトラベルものでよく生じてしまう『起源の喪失』(タイムマシンの存在を見てそれを参考にタイムマシンを作る)は、突き詰めるとタイムマシンって理論的に絶対ムリ、という結論に達しちゃうんですよね。そんなコトごちゃごちゃ考える映画じゃないですけどね。バカバカしくてハイテンションなノリは楽しいのですが、登場人物がみんな印象に残らないですね。姿カタチはともかく、愛すべき人間、ってレベルまでは描かれてないので、見終わって映画に対する愛着は湧かず。2人のヒロインが結局傍観する立場だったのが残念かな。男達がハイテンション過ぎました。もう少し突飛な伏線を激しく放り出して、それを怒涛の如く収めてくれてたら良かったかな。 |
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