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タイトル名 |
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル |
レビュワー |
あにやん🌈さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-09-26 00:24:17 |
変更日時 |
2006-09-26 00:24:17 |
レビュー内容 |
地方の港町を舞台にした少年と幽霊のファンタジー、一路の悪ガキ具合と家族とのドタバタ状態や、幽霊をめぐるちょっといいハナシと、途中まではとっても良かったんですけどねぇ。原作やアニメのノリを知っている身には、父ちゃん母ちゃんがなんであそこまで絡んでくるんだろ?っていうのが不思議だったんですが、後半になるとそこがとっても大きくなってゆく、と。具体的な悪の存在を設定したために、その設定に物語が振り回され、本来もっと余韻をもって描かれる筈のエピソードが軽くなってしまい、クライマックスは「花田少年史」から遠く離れて「ドラゴンボールZ」か「サイキックフォース」の映画化か、はたまた「さくや妖怪伝2」か?ってノリになってしまって、情感かなりぶち壊し気味。娯楽映画として必要な要素だとでもいうのでしょうか? 聖子のエピソードはあまりに重すぎ暗すぎて、不快ですらありますし。あと、時代考証はちゃんとしておいて欲しいですねぇ。渋谷のQ-FRONTが存在している時点で出会った父ちゃん母ちゃん、それじゃ舞台は徳子の年齢を考えたら西暦2013年以降になっちゃいますが。前半の運動会まではめちゃくちゃ泣ける良い映画9点、それ以降は3点(西村雅彦の超無理矢理若作りには笑いましたが)、間を取って6点というところでしょうか。 |
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