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タイトル名 |
トロン:レガシー |
レビュワー |
あにやん🌈さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2011-01-03 21:47:28 |
変更日時 |
2011-01-03 21:47:28 |
レビュー内容 |
ゲーム音楽ってPSG音源やFM音源で鳴らしてた時代の方が印象に残ったじゃないですか。CD-ROM以降の、どんな音でも鳴らせますって状態になってしまうと、かえって他のジャンルに埋もれて名曲が生まれなくなっちゃった。この映画にも同じ理屈が言えて。この映画のビジュアルは前作から圧倒的な進化を遂げていながら、退屈。そこら辺にゴロゴロしてるゲームを含むCG作品との差異は感じられず。前作にあったインパクトは皆無なのですよね。物語なんてものは、前作からしてあの程度ですから、最初から期待なんてしちゃいませんが。肝心なのは、いかに独自進化したデジタルワールドを見せて貰えるか、だったのですけれどねぇ。完全を求めて不完全なものを排除していった世界で、なんで最近のCG技術まんまな、リアル指向の世界が構築されていっちゃうの? あくまで創造主のリアル指向が矛盾として反映されていたとでも言うのでしょうか。やたら無駄の多いプログラムばかりな世界。シンメトリーを基調とした幾何学模様のポリゴンむき出しな、それこそ無駄のないCG世界が遠く遠くまで広がっていたとしたら、どんなにか素晴らしかった事か。太陽の美しさを語るのに、この世界の輝きはどうにもハンパじゃないですかえ? ラストの太陽はそんなにキレイに輝いてましたかね? もっとフェティッシュな、それこそ今の技術ならアッチの世界はフルCGって状態でも良かったんじゃないかなぁ。リアル方向にブラッシュアップするなんて、当たり前過ぎてつまんない。あと、余談ですが、音デカけりゃ料金他より余分に取っても構わないってモンじゃないでしょ、IMAX。明るさは一部のREAL Dに負けてるし。3D前売り券から更に600円プラスって。 |
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