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タイトル名 |
LEGO ムービー |
レビュワー |
あにやん🌈さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2014-03-31 21:50:21 |
変更日時 |
2014-03-31 21:50:21 |
レビュー内容 |
ウチはビンボだったのでレゴはちょっとだけしかありませんでした。ダイヤブロックはいっぱいありましたが。
さて、見る前は「レゴを一体どうやって映画化すんの? 『テトリス』遂に映画化!みたいな無理矢理さ加減だな!」って感じでしたが実際に見てみるとこれが面白い面白い。 キャラがいきいきと生きていて、スリルとサスペンスがあって、スペクタクルがあって、笑えて、ギョッ!となって、色々な映画パロディがあって(ガンダルフとダンブルドアネタとかミケランジェロネタとか大笑い)、そして感動して。スクリーンに映っているのはあくまでレゴなのに。
ただレゴという素材を用いて娯楽映画を作ったというだけではなく、オモチャに命や物語や夢を吹き込むという、レゴの持つ魅力そのままを映画に、そして作品のテーマにしています。 主役が有名キャラではなく平凡な作業員のミニフィグであるという点もテーマに大きく関わる重要なファクター。
クライマックスの、その肝心なテーマを語るところを実写の人間で描く、それまでずっとレゴのみで描いてきたのに、っていう点でちょっとひっかかってしまったりもしたのですが、レゴが子供のものであるように、この映画もまた子供のもので、大人の求めるモノにしてしまった時点でこの作品のテーマから逆行する事になる訳で、生身の子供視点で語られるそここそが大切なのかもしれません。
更に、レゴについての映画であると共に、命無き物に生命を吹き込む「アニメーション」の本質にも言及した優れた作品であったと思います。 |
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