みんなのシネマレビュー
フューリー(2014) - あにやん‍🌈さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 フューリー(2014)
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 7点
投稿日時 2014-12-02 22:12:43
変更日時 2014-12-02 22:12:43
レビュー内容
 「戦場では狂気こそが正常であり、常識的な人間はただの役立たず」という事を描いて、そこから逆説的に戦争を通して人間性のあり方を問うてくる映画でした。

 無数の死が目の前に転がっている世界で、なお人は理性を保ち、人を信頼したり愛したりし得るのか、絶望の中に希望を見い出せるのか、と。狂気に駆られつつ、根底には信仰に根差した人間性を秘め、その矛盾を内包したまま戦場で生きる人々。
 狂気の中の良識を垣間見せるベテランと徐々に狂気に染まってゆく新人との対比が効いています。

 でも、そのキャラクターの在り様、ブラッド・ピットの中にトム・ハンクスの姿を、ローガン・ラーマンの中にチャーリー・シーンの姿を見てしまった感じで、この映画が今日の戦場映画の基準となった『プラトーン』『プライベート・ライアン』のその先に行った感じはしなかったのですね。そこはもう1つ、何か踏み込むものが欲しかったのですが。

 激しい戦闘シーン、シネスコフレームを活かした構図など、画的な見どころも多い映画ですが、一方で肝心な戦車内の閉塞感はそんなに出ている感じがしなかったのは、車内の位置関係の描写不足やカメラポジションのあまりの自在っぷりに難があったからでしょうか。

 そんな中で血と瓦礫の中で美しい憧憬の対象となっていた、戦車と対比された存在である馬が印象的でした。戦車は男の象徴で馬は女の象徴かな。
あにやん‍🌈 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-09-16ラストマイル66.15点
2024-09-07エイリアン:ロムルス56.12点
2024-08-31きみの色99.00点
2024-08-21フォールガイ45.71点
2024-08-13劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:67.00点
2024-08-02インサイド・ヘッド286.66点
2024-07-25デッドプール&ウルヴァリン55.46点
2024-07-18ルックバック67.85点
2024-06-20劇場版 SPY×FAMILY CODE: White55.54点
2024-06-20劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:66.66点
フューリー(2014)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS