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ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ - あにやん‍🌈さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 6点
投稿日時 2018-11-18 17:40:58
変更日時 2018-11-18 17:40:58
レビュー内容
 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の前作に比べるとフツーの映画になっちゃったカンジ。

 前作は狂気に対抗できるのは狂気、狂気に頼らざるを得ない正義はもはや正義として成り立たない、そこにあるのは闇と闇との闘いでしかない、そういう絶望感に支配された映画だったわ。

 今回の作品ではデルトロに人間味を与え、闘う理由を与えることで、この映画単体での面白味は生まれたけど、前作で限りなく悪の、闇の中に存在していたデルトロとのブレが生じ、作品世界がパーソナルなものへと移ってしまったような感じ。
 現実の非情さから、個人的感情への世界に移行して、1つの「物語」として閉じたような。
 なので前作にあったやるせなさ、重さはかなり軽減されて、リアル寄りアクション映画で終わったような感覚。『レオン』のようなドラマ世界になりました、みたいな。

 そういう意味では前作のエミリー・ブラントのポジションって大切だったのね。狂言回しで、甘ちゃんな、でも常識的な視点を持った存在。彼女が存在することで正気と狂気、善と悪、光と闇が対比されて。
 今回はそういう視点がないから、ひたすら混沌として、ただ線引きの容易な単純な善と悪があって、映画を動かすのが個人の情の世界になって。それが悪いわけではないのだけど、でも前作の方が見応えがあったねぇ、って。

 今作を見て、アタシ、やっぱりドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が好きなのかも、って思ったわ。
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