|
タイトル名 |
街の灯(1931) |
レビュワー |
イニシャルKさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2005-03-03 14:45:43 |
変更日時 |
2025-03-02 20:03:59 |
レビュー内容 |
まだ無声映画など見たことがなかった中学生の頃、国語の授業で見た。しかも先生が教育テレビで放送したものを大分前に3倍録画したものだったため、非常に見にくかったことを覚えている。でも、声がないのを逆に新鮮に感じたし、酔っている時とシラフの時とでは主人公への対応が違う大富豪は素直に笑えた。そしてラストでは号泣しそうになった。授業中だったから、大泣きすることはなかったが、それでも目には光るものがあった。それほど素晴らしいラストシーンだった。今の映画だったらあのラストシーンの後ももう少し話が続きそうだが、あそこで終わってあとは見ている者の解釈に任せて正解だと思う。そのほうがいつまでも余韻に浸れるから。なぜ授業中に見せてくれたのかは分からないけど、当時の国語の先生に感謝したい。 |
|
イニシャルK さんの 最近のクチコミ・感想
街の灯(1931)のレビュー一覧を見る
|