みんなのシネマレビュー
刺青一代 - イニシャルKさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 刺青一代
レビュワー イニシャルKさん
点数 7点
投稿日時 2014-09-05 00:51:04
変更日時 2014-09-05 20:29:09
レビュー内容
鈴木清順監督による任侠映画。話自体はストレートな任侠映画なのだが、クライマックス、主人公(高橋英樹)の弟が殺されたあたりからはそれまでの流れとは明らかに違う鈴木清順の世界が展開され、雷の光で影が映り込む障子や、延々と続くふすまのカラフルさ、どこか舞台劇か歌舞伎を思わせる殺陣と、とにかく清順美学と呼ばれる清順監督のこだわりが炸裂していて、とくに対峙する高橋英樹と河津清三郎を真下からとらえたショットはあまりも斬新で見事としか言いようがなく、このクライマックスだけで単なる任侠映画が前衛的な芸術映画に変貌してしまっているのは本当にすごいし、「東京流れ者」もそうなのだけど、本作も清順監督のほかの監督にはないような独特の映像感覚を堪能できる映画になっていて、もうこれだけでファンならば見る価値はじゅうぶんにある映画だと思う。出演者に目をやれば主演の高橋英樹は同じ時期の日活のスター俳優たちに比べると顔立ちが濃いのでさわやかさを売りにする青春映画よりもこういう任侠映画のヤクザ役のほうが役的にハマっていたと思うし、和泉雅子の役柄も悲壮感を感じさせず、逆に明るさや可愛さが際立ったキャラクターに描かれていて、東映の任侠映画に出てくる女優ではこういうのはあまりないので、新鮮に感じたし、また、こういうところに東映とは違う日活のカラーがよく出ていると思う。親方役の山内明も良かった。しかし本作はやはりさっき書いたようにそれよりもクライマックスの清順美学を堪能するための映画だと思う。
イニシャルK さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-07仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE55.00点
2024-11-03バトル・ロワイアル 特別編86.18点
2024-09-15仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦201054.20点
2024-07-28こんにちは、母さん76.87点
2024-07-22沈黙のパレード66.00点
2024-07-15映画ドラえもん のび太と空の理想郷88.00点
2024-07-07真・仮面ライダー 序章(プロローグ) <OV>44.00点
2024-06-30シン・ウルトラマン66.29点
2024-06-09映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 202176.60点
2024-05-30特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER<OV>66.00点
刺青一代のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS