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タイトル名 |
桜桃の味 |
レビュワー |
ひのとさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-01-04 14:23:20 |
変更日時 |
2004-05-26 01:33:06 |
レビュー内容 |
今やイラン映画は世界中が認めている。もちろん私も好きです。ただ、イラン映画自体がそこに甘えているような感じもたま~にする。極めて物質的技術的な無駄を省いた、ミニマムを地で行く映画作り。そういったものを作れば世界は認める、もともと予算もない訳だし一挙両得。そういうことに監督が気付いている。そういうあざとさを積極的に感じようとすれば、感じてしまうことも事実。こういう映画は、ドンパチ映画があればあるほど、派手で制作費の上限を極めたような映画があればあるほど、引き立ち認められる。意識的無意識的を問わず、ハリウッド映画を利用している訳です。そういう意味で罪で卑怯な映画ではある。もちろん私もイラン映画を尊敬します。人間の源泉、根源を追究するタッチには毎度頭が下がる。ただこの映画に関してはウマが合わなかったんです。長々と書いて貶している理由は簡単です。単純に主人公が嫌いなんです。それだけなんです、すいません(笑)。これもまた、近親憎悪か…。 |
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