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タイトル名 |
カイロの紫のバラ |
レビュワー |
ひのとさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-04-05 20:35:04 |
変更日時 |
2004-06-26 22:25:43 |
レビュー内容 |
見方によっては突き放されたような印象を受ける残酷な結末。それでもラストシーンの主人公の何とも言えない笑顔。穏やかな諦念と、映画に対する愛情の充溢。いい笑顔でした。もう2度と両者があんなに分かりやすく邂逅することはないでしょう。でもこれからも各々は決して一方通行ではない。彼女は映画を愛することで救われ、映画は彼女に愛されることで存在を許される。通じ合っている。それは最高の共依存ではないでしょうか。 |
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