|
タイトル名 |
赤い薔薇ソースの伝説 |
レビュワー |
ひのとさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-08-22 16:18:09 |
変更日時 |
2004-08-22 16:18:09 |
レビュー内容 |
情熱だとか官能だとかはきっと、抑圧されることから生まれる。慣習でも社会的通念でも価値観でも強迫観念でも何でもいい、大なり小なりそこにある何らかの制約に抵触する禁忌を観念的に破る行為そのものが情熱で、その状態変化の一形態もしくは性的な形での発露が官能なのかも知れない。終始暗色の赤が練り込まれた画面。生々しく狡猾、それでいてラフで無垢な情熱の色。良い映画だったと、私は思う。 |
|
ひのと さんの 最近のクチコミ・感想
赤い薔薇ソースの伝説のレビュー一覧を見る
|