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タイトル名 |
普通の人々 |
レビュワー |
あしたかこさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2007-03-14 14:42:06 |
変更日時 |
2007-03-14 14:42:06 |
レビュー内容 |
最低な母親。今まで見てきた映画の中のどんな極悪な登場人物よりも、醜くて憎らしい母親だった。あんな母親が本当にこの世にいるのだろうか?息子が可哀想で涙が出た。完璧主義者で独りよがりで頑固で、全く人の話を聞こうとしないし自分を変えようとも思っていない。この映画のラストは、あの頑固な母親が折れて、家族3人で解決できるって感じなのかと思っていたら・・・母親は最後の最後まで自分を変えようとしなかった。あんな最低な親がいるんだなあと悲しくなった。映画を観ている間も見終わった後も胸がキリキリしてイライラして辛かったです。子供が親に遠慮して機嫌とって接する家族なんておかしい。子供は甘えたいだけ甘えるものなのに。息子は親から全く愛を受けていないから自殺したり友達を傷つけたりしてしまうんだろう。本当に可哀想。悪いのは母親だけじゃない、あの父親も最低だ。胸が痛くなる内容だけど、約30年も前の映画なのに今でもどこかの家庭で起きる可能性がある内容で、全く古さを感じなかった。そしてその後家族について考えさせられる良い映画だった。 |
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