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タイトル名 |
三十三間堂・通し矢物語 |
レビュワー |
まぶぜたろうさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2005-02-21 21:16:30 |
変更日時 |
2005-02-21 21:16:30 |
レビュー内容 |
成瀬初の時代劇、チャンバラもあり、なんですが、時代劇ってより「歌行燈」や「鶴八鶴次郎」あたりの芸道もののライン。というのも、この二本同様、音の演出がかっちょいい。■クライマックスの弓勝負で、当たると太鼓がどん、はずれると鐘がカン、タイムアップにはお寺の鐘がゴ~ン、という音、それを離れた場所で聞いている田中絹代、って演出が実に盛り上がります。というかそれしか覚えてなかったりもするんだけど。■この演出もそうだし、田中春男が脇でうろうろしてたり、脚本が小国英男だったりするんで、なんとなくマキノっぽい感じもする成瀬巳喜男作品。普通に面白いよ。 |
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