|
タイトル名 |
クライマーズ・ハイ(2008) |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2015-07-03 22:19:58 |
変更日時 |
2015-07-03 22:19:58 |
レビュー内容 |
役者はそれぞれ精いっぱいがんばっていたと思います。しかし悲しい哉、脚本がひどい。陳腐な小ネタをゴチャゴチャと盛り込んで、本筋の焦点がすっかりボヤけています。「こうしよう」と考えた頭の構造を覗いてみたいぐらい。比較するのも可哀想ですが、やっぱりNHKのドラマ版のほうが格段に上ですね。 象徴的なのが、登山中のピトンにまつわるセリフ。ドラマ版ではラストに高橋一生が発し、グッと来た覚えがあります。実は本作の途中でも小澤征悦が同様のセリフを言うのですが、何の感動もなくスルーしてしまいました。同じ言葉でも、タイミングや話の持っていき方を間違えると、一文の価値もなくなるということですね。これは日常会話でも同じこと。というわけで、以って他山の石とすべし、という教訓をいただきました。 |
|
眉山 さんの 最近のクチコミ・感想
クライマーズ・ハイ(2008)のレビュー一覧を見る
|