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タイトル名 |
戦争と平和(1965-1967) |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-12-05 03:13:04 |
変更日時 |
2012-12-05 03:13:04 |
レビュー内容 |
やたら饒舌なシーンがあるかと思えば、真意を汲み取るのが難しいシーンもあり。やたらとテンポが遅いと思ったら、一気に時代が飛んでいたり。「これが異文化コミュケーションというヤツか」と実感できます。 個人的には、後半に行くほどおもしろかった。特に第3部の敵も味方も優劣もよくわからないグチャグチャな戦闘シーンは、まるで「19世紀のハンバーガーヒル」といった感じ。なかなか見応えがあります。しかし、これだけ長時間見せられたわりに、印象はちょっと薄いかな。 それにしても、共産陣営の総帥国家の下で莫大な予算と時間を与えられ、しかも世界的文豪による世界的名作をもとに1本の映画をつくる作業は、想像を絶するプレッシャーだったことでしょう。もしコケようものなら、「失脚」や「亡命」の憂き目に晒されていたかも。全編にわたるピエール君の苦渋の表情には、そんな監督の立場が反映されているようにも思えます。 |
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