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タイトル名 |
サーカス(1928) |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2015-05-27 03:07:56 |
変更日時 |
2015-05-27 03:07:56 |
レビュー内容 |
とにかくラストの1シーンがすばらしい。喧騒と悲喜こもごものドラマを生んだサーカスの一団が去り、何事もなかったような荒野に1人残る主人公。しかし次の瞬間には、一団とは別の方向へ、いつもの軽快な調子で歩き始めるんですよね。この寂寥感と虚無感と孤独感と、それでも一縷の希望を残すあたりがたまりません。この1シーンを撮るためだけに、わざわざサーカスという〝うたかた〟の舞台を用意したのではないかと思うほどです。 |
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