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タイトル名 |
インファナル・アフェア |
レビュワー |
ヒゲ太さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-01-24 18:12:15 |
変更日時 |
2004-02-02 11:34:19 |
レビュー内容 |
7.5点。“組織”の描写がよかった。ボスもよかった。ただボスが内通者のラウに頼り過ぎ。怖い“組織”だったら、ラウも駒の一つに過ぎず、別の内通者を送り込んで監視するぐらい用意周到だったりする(コロンビアのマフィアを描いた映画でそのようなストーリがあった)。その点を組み入れていて、かつ素晴らしいラストに繋がっていたら、よかった。 【鑑賞二回目】二回観ると自分の甘さに気づき、また疑問点も見つかった。最初のシーンにあるように、“組織”は警察学校に数人を送りこんでいた。モノになったのはラウと情報課の後輩だけであろうか。ただボスの台詞に象徴されるように、非常に個人主義であった。相互に監視させて組織防衛を図るということはしない。むしろボスが内通者との会話を録音して保険を掛けている。日本的な絶対的服従・忠誠が要求される“組織”とは違うのだ。 <疑問点>ヤンはいつ録音テープを手に入れたのか。ボスが死に幹部が一網打尽にされたら、家宅捜索も行われてテープが押収されるのではないだろうか。もし一斉逮捕の前だったら、ラウの正体に気づくはず。 |
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