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タイトル名 |
怪談(2007) |
レビュワー |
no_the_warさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-08-15 00:05:42 |
変更日時 |
2007-08-15 00:05:50 |
レビュー内容 |
ううーん、たしかに怖いんだが、「怖がらせる」という映像表現の時点でそもそも『怪談』のもつ怖さとは種類が違うんじゃないか。突然手が出てきたり、流血の海だったりってのは、欧米ウケをねらっとるのか? そうではないだろ。原作が落語なら、落語に学べ。 落語ってのは、練習したオッサンが独りで正座して浪々と語るだけ。そのオッサンが血を流したり鎌をふりまわしたりしないだろ。ではなぜ怖いのか。それは、聞いている人がいろいろ想像するから。人間の想像が一番怖いんだ。そしてこの映画は、そうやって怖がらせる宿命の映画のはずだ。 でもみていて、感じた事は、「怨念」とか「たたり」とかって、人間として大事な道徳観であるということ。そこが欠如しているから犯罪が起こるのではないか、と思った。
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