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タイトル名 |
蛇にピアス |
レビュワー |
no_the_warさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-12-31 03:27:55 |
変更日時 |
2008-12-31 03:27:55 |
レビュー内容 |
吉高は本当に舌に穴を開けたらしいのだ。これはどうもひっかかる。耳たぶとかではなく、舌である。仕事とはいえ結構覚悟がいるだろう。なのに吉高、たったこんだけの映画のために舌に穴を開けてしまっている。やり過ぎとかいうのではなく、なんかなんか違う感じがする。確かに主人公ルイを演じる上で、裸になったり生本番を映すのは必要だ。それは女優の仕事だろう。だが、演じる役が舌にピアスを開けるからといって、演じる俳優まで舌にピアスを開けるべきだろうか。これも俳優の仕事なのか。他の方法はなかったのか。ヌード撮影や丸刈りなどはまだ取り返しがつく。舌穴は取り返しがつくのか?吉高は一生舌に穴を開けてこれから生きていくことになる。他の映画やテレビの仕事をしても、おばあちゃんになっても、舌に穴があいたまま。「舌の穴やイレズミはフィクションです。」とか「舌の穴は治療により治癒します。治療費は蜷川が負担します。」とラストで但し書きが付けば安心するんだが。 ルイの思考の構造が気になり、原作の小説を買って読んだ。原作には事細かにルイの心境が活字で説明されていて、それぞれのルイの気持ちを理解出来た。理解はできたが納得できない。どうもルイを好きになれない。いろいろ精神的に脆いのはよくわかるし、そういう人がいるんだろうなとも思うが、なんだろうな、真面目に働いたり、勉強したり、映画観たり、マトモな男と付き合って早寝早起きしてみたり、それくらいのことをしてみたらいかがだルイさん。そんなこと誰も教えてくれなかったか?かわいそうに。お気の毒様です。
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