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タイトル名 |
ハウルの動く城 |
レビュワー |
しまうまさん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2004-11-25 01:29:43 |
変更日時 |
2004-11-26 00:32:19 |
レビュー内容 |
エンドロールが出てすぐに席を立った人が数人。その中の若い女性の2人連れの会話が耳に入った。「絵がきれいだったね~」「でも、終わりの方がよくわかんなかった」。まさにそんな感じ。実はカットされた未公開のラストがあるのでは…。例えばこんなの。ハウルとソフィーがキスをする。めでたし、めでたし…。と思いきや、サリマンが恐ろしい笑みを浮かべながら「ほほほ。やっとハウルが恋に落ちたわ。最初から魔王の血を引く冥界の王女だって言ったら会いもしなかったもの。これで世界を支配する暗黒の帝王が誕生するわ。人間どもの間で戦争を起こしたり、私の魔法使いをひとり駄目にしたけど、無駄にはならなかったわね」と真の目的を明かす。ハウルとキスを交わした後、振り返ったソフィーの瞳が赤く細長い縦長の悪魔の目になり…。すみません。下らないです。でも、この映画、すっごく単純にストーリーを語ると、「堅物の真面目な女の子がイケメンの魔法使いに恋をしました」とそれだけじゃないかな。反戦だの何だの、そのほかは何が言いたいのかよく分かりません(うまく伝わってこない)。私は別にアンチじゃありません。宮崎監督の作品は「ラピュタ」と「カリオストロ」はもう10回以上は見ています。期待していたが故の点数です。付け足しのようだが、音楽と背景やそれを含めた絵の美しさは別格。それだけで涙腺が緩んでくる気がする。でも、それは映画の良さの一部であって、映画の完成度とつながっていない気がする。本当に残念だ。 |
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