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タイトル名 |
キサラギ |
レビュワー |
うさぎさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2013-04-11 00:13:36 |
変更日時 |
2013-04-11 00:18:13 |
レビュー内容 |
古沢の脚本はリーガルハイと比べるとイマイチおとなしいが、なかなかいい。 香川・ユースケは非常にうまい。
しかし、致命的なのは監督の演出がド下手。リズム感が全くない。 せっかくの役者の演技が下手くそにみえる。音楽の使い方もセンスゼロ。
回想シーンのチープさはわざとだろうが、まったく効果がわからない。 キサラギの顔を隠して最後に見せる演出も効果が薄い。 みんなが指摘してるように、プラネタリュウムは甘すぎて臭くてくどい。お恥ずかしい。 そしてとどめは宍戸錠の登場。どうみても蛇足でせっかくのイイ余韻をぶち壊した。 あの古沢がこんな下手な脚本を書くとは信じがたい。 監督が勝手にくっつけたんじゃないのだろうか。大御所宍戸錠の出番を無理やり増やすために。 それほどひどい。
密室劇で言うと12人の優しい日本人を想起するが、当時の中原監督のほうが比較にならないくらいすごい。 どこをどう見せるべきかわかってる人だ。 この映画は私は中原監督にやってもらいたかった。
結論。 監督の下手な演出がすべてをぶち壊した。 こんなシロモノが賞をとってしまうとは! |
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