みんなのシネマレビュー
あなたを抱きしめる日まで - tonyさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 あなたを抱きしめる日まで
レビュワー tonyさん
点数 8点
投稿日時 2017-11-18 23:23:42
変更日時 2017-11-18 23:23:42
レビュー内容
フィロミナは赦すと言うが、ジャーナリストであるマーティンは、彼女の言葉に折れることなく「許せない」と言いきった。神の名のもとに行われていた人身売買が、告発もされず見過ごされていいはずがない。フィロミナが体験した男女間の愛の営みを、カトリックでは罪であると断罪するのなら、同性と交わり業病に侵された彼女の息子は、シスター・ヒルデガードの目にはどんなふうに映ったろう。カトリックのあまりにも狭い視野には、いつも辟易させられる。
 放蕩息子やよきサマリア人など、聖書の有名なたとえ話を若い頃から読み親しんできたが、隣人愛を説くはずのキリスト教が、どうしてこれほどに狭義の枠の中でしか人間を認めないのだろう。右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさい、という類の教えを学んでいるはずの聖職者たちが、なぜ「人を愛する」ことを知らないのか。聖書に記されたイエスの言葉を読めば読むほど、この宗教でひと悶着起こしている各国の歴史は一体どうなっているのかと、信者でもない私は、本当にわけがわからない。少なくとも、この映画の修道者たちは、人の命の重さを犬猫ぐらいにしか扱っていない(今やペットのお墓だって人間並みに手厚くなっているというのに)。修道院は神の家とよく言われるが、全く悪い冗談だ。
tony さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-07-02怪物(2023)97.30点
2023-12-22ゴジラ-1.0107.08点
2023-05-24エヴェレスト 神々の山嶺53.40点
2023-05-14轢き逃げ 最高の最悪な日86.16点
2023-02-13メトロポリス(2001)64.91点
2023-01-27JUNK HEAD88.11点
2023-01-25LAMB/ラム96.20点
2022-08-09竜とそばかすの姫65.30点
2022-07-27キャラクター55.14点
2021-08-12THE GUILTY ギルティ(2018)67.19点
あなたを抱きしめる日までのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS