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タイトル名 |
チャーリーとチョコレート工場 |
レビュワー |
veryautumnさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2005-09-14 00:49:04 |
変更日時 |
2005-09-14 01:04:24 |
レビュー内容 |
非常に良かった。「オズの魔法使い」を彷彿とさせるような色の洪水と音楽,そしてストレートなメッセージが素敵。私は今までティム・バートンの世界観にはついていけないところがあって,正直言ってこの映画もどうかなと思っていたのだが,「チャーリー~」に関しては心の底から真っ当な映画だと感じた。たぶん,ウォンカワールドとバートンの感性がマッチしたことも良かったのだと思うが,それよりむしろバートンがCGになるたけ頼らず勝負したことによる部分が大きいような気がする。本来CGやら何やらは何かを表現するための技術であって,映画のつまらなさをごまかすためのモノではない。これは当たり前のことだが,様々な誘惑があるなかで当たり前であることは難しいのではないか。考えてみれば,主人公のチャーリーも,様々な誘惑があるこの世の中で,真っ当すぎるほど真っ当な少年だ(チャーリーが拾ったお金だけど,あれはウォンカあるいは神様からの贈り物だと私は信じたいw)。主題と手法の双方が真っ当である映画,単純かも知れないけれど,そんな映画を観るとやはり私は嬉しいのだ。 |
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