みんなのシネマレビュー
シンドラーのリスト - 神谷玄次郎さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 シンドラーのリスト
レビュワー 神谷玄次郎さん
点数 10点
投稿日時 2004-01-25 17:10:45
変更日時 2004-01-25 17:33:39
レビュー内容
長い映画だが、シンドラーの心境の変化を自然な形でえがこうとするならこれくらい時間をかけるのはしょうがないことだと思う。これを2時間の作品で見せていたら、とてつもない駄作になっていたかもしれない。初めは戦争で一儲けするためのあくまでも道具に過ぎなかったユダヤ人を、血の通った人間として理解していく、これを見事に表現していたと思います。また、ユダヤ人役の俳優達。少ないセリフにもかかわらず、生身の人間を、そして人間と扱われない悲惨さを、表情で見事に演じきってくれました。頭を打ちぬかれる瞬間まで、魂のこもった演技だったと思います。死体の一つ一つにも。あの赤いコートの女の子、あのコートは母親が娘に似合うようにと買ったのかな?女の子もお気に入りの服で、家族で外出するときにはあれを着てあの娘なりのおしゃれを楽しんでいたのかもしれない、などと思ってしまいました。さて、日本。日本には杉浦千畝という人がいました。そして他国の人民も大量に虐殺し、自国の人民も大量に虐殺されました。生き残る1億2千万人の未来のために、文化の担い手である映画人達が、今後どのようなメッセージをたたきつけてくれるか。日本人の良心、愛が問われる番ですね。そして私達。この作品をプロパガンダ映画だという評価にしてしまうかそうでないかは、このような出来事は、加害者であれ被害者であれ、だれにでも起こることだという認識を持てるかどうかにかかっていると思います。
神谷玄次郎 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2004-07-15サクリファイス107.29点
2004-07-10ビッグ・リボウスキ66.65点
2004-05-01デス・トゥ・スムーチー66.38点
2004-04-18イングリッシュ・ペイシェント96.40点
2004-04-01L.A.コンフィデンシャル77.46点
2004-04-01ベニスに死す57.38点
2004-03-21シャイニング(1980)57.38点
2004-03-21バリー・リンドン97.26点
2004-03-21パルプ・フィクション107.70点
2004-03-15テルマ&ルイーズ66.39点
シンドラーのリストのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS