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タイトル名 |
十二人の怒れる男(1957) |
レビュワー |
パセリセージさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-02-07 08:56:46 |
変更日時 |
2004-02-07 08:56:46 |
レビュー内容 |
陪審員が法廷で示された証拠や証言を基に評決するまでの過程を登場人物の表情と台詞だけで描いていきます。法廷に求められるのは、真実の追求と正義の執行です。社会生活で起こる事件やトラブルで私たちは司法を最後の拠所とするからです。しかし、この映画は、その司法の現場でも、過ちを犯す危険性があることを示しています。立派な法律があっても、事実を認定し、法を適用するのは人間である以上、個人的感情、誤解、偏見などが入り込む可能性がそこにあります。司法に携わる者の責任と判断の重みを示した法廷ドラマの傑作です。 |
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