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タイトル名 |
悪魔の手毬唄(1977) |
レビュワー |
パセリセージさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-04-30 23:43:03 |
変更日時 |
2007-04-30 23:43:03 |
レビュー内容 |
市川作品の金田一シリーズでは結構評判が良い作品です。色の使い方が巧みですね。枯れた森や薄暗い沼といった中で、着物の色や血のドクドクした赤とあのハンドバックの赤が、この作品から受ける印象を決定付けています。つまり、主人公リカの外見のサッパリしたおっちょこちょいと、秘めた内面の葛藤を見事に色で使い分け表現しています。女達の悲しい運命をストレートに表現しているものの、警部が密かに寄せるリカへの思いをサラリと最後に描き、後味を良くしています。 |
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