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タイトル名 |
幕末太陽傳 |
レビュワー |
パセリセージさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-05-09 21:46:04 |
変更日時 |
2004-07-29 19:09:42 |
レビュー内容 |
テンポの良さと、粋な台詞、たしかに、落語を立て続けに聞いているような感覚でした。傑作でしょうね。天才川島監督の名は聞いていましたが、初めて観ました。幕末で時代が大きく動いている時でも、庶民の関心は日々の暮らしや色恋事。天下国家を論じても、つまるところ、いかに世渡りを上手くやるかが先決。建前や理屈を言う前に、生き抜いていかねばなりません。佐平次が高杉晋作に言う「武士にしておくには惜しいな」は、維新後、時代に順応できなたった者たちへの、痛烈な皮肉に聞こえました。 |
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