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タイトル名 |
戦場のピアニスト |
レビュワー |
wataruBECさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2003-12-21 22:55:05 |
変更日時 |
2003-12-21 22:55:05 |
レビュー内容 |
見た当時アカデミー賞間違いナシみたいな謳い文句だったので かなり期待して見に行ったのですがうーん・・・どうなんでしょう。 ナチスによるユダヤの迫害は見事に描かれているとは思うんですが 主人公に魅力がない。 ピアニストとして素晴らしい才能を持っているのは分かるけどさ。 肉親とか仲間とか沢山殺される中、自分だけがのうのうととは言わないまでも 生き延びていった。 生き延びて何がしたいっていう目的意識があまり感じられなかったし 色んな人に世話になるだけで自分は何もしない。救われるだけ。 そして逃げるだけ。戦おうとはしない。 そういったところに魅力を感じることは出来なかった。 ドイツ軍が撤退して戦争が終わった後に外に出るとき ドイツ軍将校から貰ったコートを出て外に出る神経も疑う。 監督自らがゲットーから脱出した経験を持っている だけにゲットーの中の様子とかユダヤ人の生活の様子とか 凄いリアルに描かれていただけに主人公の魅力のなさはもったいなかった。 |
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