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タイトル名 |
殺人の追憶 |
レビュワー |
nothing-to-loseさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-05-04 05:16:48 |
変更日時 |
2004-09-14 06:49:47 |
レビュー内容 |
激動の時代は、得てして迷宮入りに終わるおぞましい事件を生む。日本とて例外なく同じ経験をしているんだよね。最後に無垢そうな子が言う犯人像には、やられた。現代的な捜査法を否定している刑事が最後に頼るのがまさにそれであるというのも、過渡期である時代、新しいものが生まれゆく時代の象徴であろう。変わるものと、変わらないもの。失ったものと、得たもの。パク刑事の家庭の描写も、また象徴的である。 |
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