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タイトル名 |
異人たちとの夏 |
レビュワー |
駆けてゆく雲さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-10-31 22:31:19 |
変更日時 |
2004-10-31 22:31:19 |
レビュー内容 |
四十歳を過ぎて人生の峠を越える頃になると、自分が幼かった頃の日々がしきりに心の中に浮かんでくるようになる。そして、誰もいないマンションの一室にいるかのような孤独と、これからどう生きていこうかという焦燥感に駆られるようになる。この映画はそうした中年男の魂の迷いを描いた作品だと思う。父親とキャッチボールをする主人公の姿に、私自身が息子とキャッチボールをする姿、そして私がかつて父親とキャッチボールをしたときの姿が重なり合い、切ないような寂しいような想いがなかなか心を去らなかった。 |
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