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タイトル名 |
火垂るの墓(1988) |
レビュワー |
のはらさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-03-12 18:29:58 |
変更日時 |
2004-03-12 18:29:58 |
レビュー内容 |
たった一度しか観ていない。これからも観たくない。理由は泣くから。もう思い出しただけでも悲しい気持ちになってしまう。今日職場でサクマドロップをもらい、この映画のことを思い出したので書くことにした。あのいつまでもスタイルを変えない缶を見ただけで、健気なおかっぱ頭の少女を思い出してしまう。どんなシーンを思い起こしてももう悲しいばかり。しかし、この映画が戦争というものを後生に伝えていく役目をきちんと果たしているかというと、素直には頷けない。こんなに幼くて大切な命が無条件で切り捨てられていくのが戦争の実態ではある。でも、この映画で表現されている怒りや悲しみの他にも、考えなければならないことはあると思うから。だったらどうすればいいのか、と言われるとうまく言えないのだが…。とにかく、この小さな命を扱った物語に今日は静かに手を合わせたい。 |
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