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タイトル名 |
死と処女(おとめ) |
レビュワー |
のはらさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-04-03 03:20:06 |
変更日時 |
2004-04-03 03:29:57 |
レビュー内容 |
地味だが、心臓がギューッと痛くなるような話だった。シガニー・ウィーバーの言っていることが正しいのか正しくないのか、それで最後まで引っ張る心理ドラマ。元々舞台劇らしいが、少ない登場人物が作り出す緊迫した空気にのめり込んでしまう。シガニーの行動は一見狂気を孕んだかのように見え圧倒される。恐怖の中で働く五感を想像し震え、最初から彼女が正しいと思って譲らなかった記憶がある。 ラストのワンカットは、拷問の話より恐ろしく思えた。人間という生き物の恐ろしさを。 |
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