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タイトル名 |
グラン・トリノ |
レビュワー |
白狼さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-05-04 22:05:14 |
変更日時 |
2010-05-06 18:08:37 |
レビュー内容 |
人種差別は個人的な偏見の集団意識でもあると思います。 時に、国民感情の平均値にもなりうるのかな。 特に主人公のような世代には固定観念でもありますよね。
それまで意固地だったが、妻を失ったことによって外柔内剛に変わろうとした様子をよく描いていたと思います。
イーストウッドは銃社会の映画から脱却を果たしたいのではないでしょうか? その先鋒作品を選んで来たではないですか。 ウェスタン、ダーティーハリー。
即決のエンディングで僕は良かったと思います。
あれは「美的完成」そのものですよね。
「美的完成」・・・・
要するに「自殺」ですよ。
「懺悔」はキーワードでもありますよね。
観終わって、「あぁ、よう解った」と思いました。
映画はこうでなければいけないのではないでしょうか。 |
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