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タイトル名 |
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 |
レビュワー |
ポーラスターさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2005-07-11 07:30:44 |
変更日時 |
2005-07-11 07:30:44 |
レビュー内容 |
無難でサプライズがない。エピソード4から2まで全部見ている人にとっては、3でどういうことが起こるかすべてわかっています。そういう観客にとっても「ああ、そうだったのか」というような意外感とか、「わかっていても泣けるなあ」というような壮絶な人間性とかを感じさせるのがシリーズ最終作の課題だったと思います。 しかし、本作では戦いに終始した感じで、ドラマの描写が足りてません。アナキンが転んだ理由もパドメが出産で死ぬのを防ぎたいからという点だけで、内心での葛藤や善悪の戦いに説得力がありません。あれだけ強かったジェダイ達のあっけない最期。あんなに簡単に潜入できるなら、オビ=ワンとヨーダの二人で襲えば皇帝は倒せたよなあ。オビ=ワンがアナキンを放置するのも謎。これでは見た人の多くが、「こいつらの、この愚かしさが後年あれだけの悲劇を生んだのか」と思ってしまうことでしょう。3作全体で、シスの暗黒の大きさ、フォースの不安定さ、ジェダイの形骸化をもっと描くべきだったでしょう。 戦闘シーンは確かにすごいんですが、なんのためにこれだけ戦うのかっていう点で腑に落ちていないので、ただただ戦っているだけ。 進歩する映像に反して、イマジネーションは失っていったシリーズだったなあというのが正直な感想です。最終作ということでおまけして6点。 |
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