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タイトル名 |
ニューオーリンズ・トライアル |
レビュワー |
グングニルさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2005-08-24 02:43:13 |
変更日時 |
2007-07-26 23:07:16 |
レビュー内容 |
毒をもって毒を制す!そんな言葉がピッタリくる、痛快でテンポのいい映画。しかし、どこまでが現実にありえるのかを考えると怖くもなる映画でもある。本作では、正義は勝つ的な終わり方で、一応のハッピーエンドを迎えているが陪審制度は本当に操作できるのか?日本ではあまり馴染みのない制度なので、なかなかピンとこないが、もし本作でいうイースターが本当に金目当てで、フィッチに陪審を売ることができるのであれば、陪審制度=権力者のための制度となってしまう。現実にはそういうことはない、と信じたいところだ。映画の内容はどっちに転ぶかわからない、ギリギリのところまで駆け引きがあり、スリリング!少し登場人物が多いが、ストーリーや役者もしっかりしており、安心してみることが出来る。ダスティンホフマンの役どころに深みがもう少しほしいのと、彼についている「陪審コンサルタント」の存在感が薄いのがもったいない。 |
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