みんなのシネマレビュー
君と別れて - 放浪紳士チャーリーさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 君と別れて
レビュワー 放浪紳士チャーリーさん
点数 8点
投稿日時 2012-11-05 23:57:07
変更日時 2012-11-06 13:20:54
レビュー内容
ヒロインの水久保澄子嬢がホント可憐で、あまりに切な過ぎるラストは「俺から離れるな!どこにも行くんじゃねえ!!」と、ぎゅっと強く抱きしめてあげたくなるほど愛らしい。昔の日本映画の美人女優さんは、どうしても後年の怖い人役のイメージが自分の中で定着してしまっていて(たとえば高峰三枝子や岩下志麻)若い頃の作品を観ても、イマイチピンとこないケースが多いんですが、この水久保嬢早々と戦前にキャリアを終わらせた不幸な女優人生を送られたそうで、そのイメージは皆無。21世紀の今でも十分通用する美しさだと思います。しかも何年か前に流行ったアヒル口。成瀬監督の戦前のサイレント映画初めて鑑賞しましたが、戦後の秀作群まで一貫していた「ビンボー好き」はこの映画でも早くもその傾向が見受けられて嬉しかったですね。靴下の空いた穴とか、取れたボタンの描写とか、本筋以上に印象的。ふーん、この時代のヤンキー連中定番の格好っていうのは学ランにベレー帽を被る事だったんやね~。ナルホド。旬のスターの魅力を最大限に生かしつつ、映画としても優れている、しかも小津映画のような画面の窮屈さもない。やはり成瀬監督、私の好きな監督ナンバーワンの座は揺るぎませんね。この作品を観て、改めてその感を強くした次第。
放浪紳士チャーリー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-2180日間世界一周76.63点
2024-11-19花の降る午後44.33点
2024-11-17悪の花園65.87点
2024-11-16ワーロック(1959)76.20点
2024-11-08プライベイトスクール34.50点
2024-11-04快盗ルビイ76.34点
2024-11-03ナチュラル86.45点
2024-11-02地球の静止する日76.74点
2024-10-26映画に愛をこめて/アメリカの夜87.61点
2024-09-25妻として女として88.00点
君と別れてのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS