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タイトル名 |
安城家の舞踏会 |
レビュワー |
放浪紳士チャーリーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-10-10 16:10:03 |
変更日時 |
2005-10-10 16:23:10 |
レビュー内容 |
いかにも敗戦後すぐ製作されましたっていうのが一目瞭然の民主主義礼賛的ストーリー。純日本的な部分とバタ臭い(←すでに死語になっているらしい、試しに使ってみて下さい)部分がないまぜ状態になってしまっていて観ていて居心地が悪い。ただ観客の度肝を抜くようなワンショットがクライマックスに用意されている、それ故昔観た時からずっと記憶に残り続けている映画のひとつ。でもよく考えたら監督がテクニシャンの吉村公三郎、最初から狙っていたとしか思えない。見事罠にはめられたみたいでなんか悔しい。原節子は問題なく美しい。斜陽貴族の主張するお嬢様というキャラクターは後の木下恵介監督「お嬢さん乾杯」にも受け継がれていく・・・。 |
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