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タイトル名 |
晩春 |
レビュワー |
放浪紳士チャーリーさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-08-13 10:56:08 |
変更日時 |
2011-08-13 12:19:10 |
レビュー内容 |
大学時代、図書館の視聴覚室にて何度かこの作品にトライしたが、そのたんびに途中で眠ってしまった。能楽堂のシーンあたりまではちゃんと覚えてるんだが。その後観た「東京物語」(9点)や、同じテーマを扱った「麦秋」(9点)カラー作品の「彼岸花」(10点)「秋刀魚の味」(6点)なんかはちっとも眠くならず集中できたのに。この作品は長い間私にとっての「鬼門」でした。さてさて、あれから20年余年。こわごわながらDVDパッケージを手に取り再鑑賞に望みました。・・・今回は眠くならず最後までなんとか(笑)おそらく当時やたら眠かったのは、演出の呼吸テンポの緩さと、題材がシンプル過ぎ若かった自分には、退屈きわまりなかったせいなんじゃないかと。その後の、バリエーション作品を先に観てしまったせいか、この「晩春」が基本形だということはわかるんですよ。でも私は、それなりに手を変え品を変え、ユーモアや枝葉エピソードを増やした後年の作品のほうが好きですね。こと、小津作品に限っては私にとって「シンプル・イズ・ベスト」にはならなかっただけという事でこの点数止まりで。 |
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