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タイトル名 |
ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM> |
レビュワー |
IKEKOさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-02-03 12:16:56 |
変更日時 |
2004-02-03 12:16:56 |
レビュー内容 |
少なくともジアにとっては、愛も欲望の一つだったと思います。それがなければ生きられず、求め続けずにいられなかったのですから。そんな愛という欲望で満ち足りない部分を、ドラッグで補い、やがて死んでしまう…。欲望を、特に愛を満たそうとするのは、多くの人が持っている弱さだと思います。だから、それを誰よりも強く持っていたジアは「肉感」を持つトップモデルとして輝けたけど、同時に線香のように儚くて、そんなジアに私達は共感せずにいられないのでしょう。とても胸にせまる映画でした。ただ、贅沢を言えば、もう少し短いほうが良かったと思います。映画中のジアの人物像が、複雑な人間性から先述の一面のみを強調したものだからです。それは映画にまとまりを出すためにも重要ですが、90~100分くらいだと、さらにギュッと詰まった内容になって、より良い作品になったと思います。 |
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