|
タイトル名 |
東京物語 |
レビュワー |
あまねさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2005-03-28 01:58:34 |
変更日時 |
2005-03-28 01:58:34 |
レビュー内容 |
切ない映画だった。この作品、舞台は戦後だが、親と子の距離関係や兄弟関係、夫婦の関係など、時代と関係なく現代にも通じるものがあるだろう。また、海外でも受けたのは、そうした家族模様は、日本だけでなく世界共通のものだから。ただ、この映画の背景には、高度成長時代黎明期の「親もとから離れ東京に出てひとはたあげて頑張ろう」という当時の青年・中年のハングリー精神があり、そこは裕福な現代では分からないものになっているかもしれない。杉村春子の嫌なオバサンぶりはすばらしい。原節子の役もいいのだけど、(アイドルさもあって)あまりにも良い人すぎに扱われているという印象。 |
|
あまね さんの 最近のクチコミ・感想
東京物語のレビュー一覧を見る
|