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タイトル名 |
欲望という名の電車(1951) |
レビュワー |
藤堂直己さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-01-31 14:52:12 |
変更日時 |
2004-01-31 14:54:11 |
レビュー内容 |
ビビアン・リーの迫真の演技、ブランチのキャラクターが痛々しかったです。「そんなに必死に取り繕わなくてもいいよ、そんなに喋らなくてもいいよ」と言いたくなるような感じで、観ていて苦しくなりそうでした。ブランチ的な虚飾というのは、我々の中にも確実にあるもので、その嘘を容赦なく暴いていくスタンレーのケモノ的な強さが恐ろしかった。マーロン・ブランドは登場シーンから圧倒的な存在感で、翻弄されるブランチの様子が痛々しくてはらはらしました。傑作です。でも心が疲れる。 |
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