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タイトル名 |
炎のストライカー |
レビュワー |
円盤人さん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2004-09-25 17:37:17 |
変更日時 |
2004-09-25 17:46:36 |
レビュー内容 |
スポーツ大国ながら、サッカーではあまり目立たないアメリカですが、94年米国ワールドカップの成功を受け、96年からメジャーリーグ・サッカーが始まりました。実はそれ以前にも、北米リーグというプロリーグが存在しました。しかし68年~84年と短命に終わっています。解散の原因はいろいろありますが、そのうちの一つに、アメリカ人は得点が入りやすいスポーツの方が好きで、スコアの変化の少ないサッカーは不利だった、というのがあるようです。そのため末期の北米リーグでは、ローカル・ルールを積極的に取り入れて、本来のサッカーから離れていってしまいました。さて、なぜこんな話を延々しているかといいますと、この映画、サッカー界の鬼っ子・北米リーグが舞台なのです。観れば一目瞭然、フィールドに見慣れないラインがいっぱい引かれている!この映像は貴重でしょう。そういう意味で、サッカー史・サッカー文化に興味のある人は、観て損はないと思います。逆にそれ以外は全く取るに足りません。話はちっとも盛り上がらないし、ペレが出るといっても、印象的なプレイは披露してくれず、映画も『勝利への脱出』が既にありますから。それにしても不思議なのは、本作が86年に公開されていることです。なぜ北米リーグ解散から2年後?70年代、サッカー人気に便乗して作られたというなら、この適当な内容にも頷けるんですけど。 |
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