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| タイトル名 |
キューポラのある街 |
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| レビュワー |
円盤人さん |
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| 点数 |
6点 |
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| 投稿日時 |
2004-02-08 17:58:56 |
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| 変更日時 |
2006-10-12 22:18:27 |
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| レビュー内容 |
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| 「貧乏な環境にある少女が、現実に負けずに明日への希望を抱く」という物語です。この映画の価値は、展開の意外性ではなく、判りやすいストーリーを支える確かな演出です。とにかく、脚本がうまいなあ、と感心し通しでした。物語が、６０年代という時代と、川口という舞台と不可分に結びついています。脇役にも余分な人物は一人もいません（唯一の悪役一味ですら、ただ出ただけでは終わりません）。特に印象に残ったのは、姉弟が塀を見上げるシーン。その向こうには、それぞれ別の世界が広がっているのですが、それが彼ら一家の現状――状況しだいでどっちにも転がり得るという不安定性――を象徴しているように思えました。 |
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