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タイトル名 |
波止場(1954) |
レビュワー |
馬飼庄蔵さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-09-15 20:01:38 |
変更日時 |
2005-09-15 20:01:38 |
レビュー内容 |
古臭い。昔の名作と呼ばれるものでも時の試練に耐えて今でも十分に通用するものと、歴史的な価値の方が大きいものとあるが、この作品は後者の部分が大きいように思う。やはり押し付けの正義感が気になるのだ。あの神父の独善的な正義、あれを是としているのはどうにも今の時代には古臭く、色あせて見える。ただし、今なお魅力的に映るのはマーロン・ブランドはじめ、波止場で働く男たちの雰囲気だ。この映画に現在も光り輝いている部分があるとすれば、そのほとんどは、この男たちの匂いに因っていると思う。 |
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