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タイトル名 |
カビリアの夜 |
レビュワー |
NOWさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-02-17 00:05:33 |
変更日時 |
2004-02-17 00:05:33 |
レビュー内容 |
スゴイ。まさにフェリーニ&ジュリエッタ・マシーナ&ニーノ・ロータだけにしか作れない作品。フェリーニやゴダールのすごいところは、完ぺきにワン&オンリーな存在であるということだ。自分の才能を熟知し、「自分にしかできないこと」をいとも簡単に、しかもこれ以上ないという完成度でやってしまう。 この作品を観れば、そのことが心から実感できる。オーソドックスなのだが、天才の才能をまざまざと見せつけられる。 ● さて、ジュリエッタ・マシーナの表情の実に豊かなこと! 前半では 決して心からの笑顔を見せることがないカビリア。それが後半オスカーに恋してからの、本当に乙女のように素直で屈託のない笑顔。そしてラストシーンでの神々しささえ感じさせる微笑み!!
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