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タイトル名 |
ローズ・イン・タイドランド |
レビュワー |
森のpoohさんさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-05-28 23:31:13 |
変更日時 |
2007-05-28 23:31:13 |
レビュー内容 |
予告を見て面白い作品じゃーないなとは思っていましたが、ここまで気味悪さを出されると印象に残ってしまう。 ギリアムの一貫しているモチーフはドラッグとか精神障害や妄想癖によりその人の頭の作り出すファンタジーなり悪夢なりを表現しているところに感じます。 それをこの作品では結構沢山描いていて、通常世界や常識社会の人達との対比がこれほど違っていても当事者はファンタジーという別世界に住んでいてそれを異質として捉える術はない。かえってそういうタイドランドに通常世界に生きる人が来てもそのファンタジーはグロであり、危険であったりする。 でも思ったのは死体を剥製にして永遠にいっしょにいる気分になるという事は、剥製じゃなくても良くニュースに数年に1回程度ある事。 リアルに不思議の国って言うのはこういう人の奥底にあるタイドランドであるという事でしょうか。 その表現はギリアム独自であり、しかし、映画としてはそのファンタジーを理解しないと相当つまらない。それもギリアムっぽいね。 |
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